1 カリキュラムの編成と教育目標

制御情報工学科は、情報、機械、電気・電子、システム・制御の基礎を幅広く身につけ、コンピュータを応用した生産システムや複合機器の、設計、開発、製作等の分野で社会に貢献できる実践的技術者の養成を目標としている。
カリキュラムは、情報関連およびシステム構築関連の知識・技術・理論を習得する科目群と工学一般基礎科目群から構成され、情報工学、制御工学、機械工学を重視し、電気・電子工学の関係分野を包含して体系的に編成されている。低学年ではプログラミング演習I, II, III及びメカトロニクス演習I, II ,IIIで、高学年では工学実験I, IIで、プログラム作成、制御・機械・メカトロニクスおよびコンピュータを活用したシミュレーションやデータ処理などの知識と技術を体験的に学習する。創造設計、卒業研究においては、具体的な技術的問題の発見と解決を通して、自ら学習する力、問題解決力、コミュニケーション力、創造力など、技術者に求められる総合的な能力の育成を目指す。